おはこんばんちは!スマブラ大好きハナキチです。
ゲーム、楽しんでますか?イラついてませんか?
「ストレス発散のために人と対戦して、結局イライラしちゃった!!」
…という人、少なくないのではないでしょうか。
イラつかないための心構え、3つまとめてみました。
自戒の意味も込めて、「大罪」という題目にしています。
これらの罪、犯していませんか…?
一緒に、自分を見つめ直してみましょう。
大罪1.「勝ちたい」
「オレはこの対戦ゲームなら勝てる、勝ちたい。勝っていい気分になりたいんだ~!!」
…こういう感覚で対戦に臨むと、確実にイラつきます。
まずこのスタンス、「勝ちたい」という欲求が根底にあります。
当然、勝てなければこの欲求は満たされないわけです。単純!!
加えて、「いい気分になりたかったのに…」という期待外れもプラスされます。
こんなの、対戦した後悪い気分になって当たり前ですよね。
僕の持論としては、「負けないように粘り続けること」が大切だと思います。
もうこんなことは色んな記事でも書かれているし、よもやここで説明する必要もないと思いますが…
かの『徒然草』に書いてある一文、これが真理です。
双六の名人に「勝つ秘訣はあるのか?」と尋ねるとこう答えてくれるわけです。
勝たんとうつべからず、負けじとうつべきなり。(第110段)
勝とうとすると絶対に焦りが出ます。気持ちに余裕もなくなります。イライラもします。
一方、「負けない」という心意気で少しでも遅く負ける方法、手段を取り続けていくと、結果的に勝てる。
すごろくとゲームでは違う勝負事だ、と思いたい気持ちも山々ですが、そんなことはありませんよ!!
僕の体感でも、対戦ゲー(≒スマブラ)で負ける時は大概焦って仕掛けていることがほとんどです。
めっぽう強い人は「負けない」立ち回りをしています。
個人の感想となってしまいますが、一言で表現すると「手堅い」。
手堅いからこそ、焦ることなく戦えているのだと感じます。
大罪2.「相手が悪い」
「相手のキャラと自分のキャラの相性が悪い」「このキャラは苦手だから嫌い」
「立ち回りが気にくわない」「煽りみたいな行動をされた」
…それ、いつまで言い続けるつもりですか?
心の仕組みの面からお伝えすると、「相手が自分をイラつかせる」ということは、それらの嫌なことに対して「イラつく」という選択をしていることになります。
ここでDVをする夫を引き合いに出すのも、僕として少し違和感がありますが、具体例として挙げておきます。
例えば、DV夫の常套句「お前のこの行動がオレをイライラさせるんだよ」ってあるじゃないですか。
彼(彼ら?)は「妻がイラつかせる、怒らせる」という言い分で暴力を振るってしまうわけですが、
第三者の目線からすれば「怒る」手段しか選べていないわけです。
DV夫は、「怒らせてくる」ということで被害者意識となっています。しかし、「怒る」ということで妻に対して「加害者」になっていることに気づいていません。
まずは、「怒ることで自分も加害者になっている」と意識しないとなかなか治らないのです。
対戦ゲームの話に戻ります。
仮にヒートアップして「このキャラ、気にくわない、イライラする」…などとネットに書きこんだとしましょう。
そのキャラが大好きで使っている人が見たらどう思いますか?
キャラを使ってない人が見たとしても、少なくともいい気分にはならないはずです。
(愚痴りたい仲間で集まりたいなら別ですが…)
イラつくという気持ちも、愚痴りたいという気持ちも全くわからないわけではないです。
ですが、その感情を大っぴらにしたり、ネットに流したりして「被害者面した加害者」になっていませんか?
ハッキリ言って、対戦ゲーで気持ちよく勝たせてくれる人なんていませんし、思い通りにならないなんて当たり前です。
「善人同士ではゲームは成り立たない」わけですから。
ゲームの中ぐらいとことん性格は悪くなりましょう。相手の嫌なことをして当たり前です。
「そんな性格の悪い奴になりたくない~」と善良な心が残っている限り、イヤな気持ちになるだけですよ!
そして、ネガティブな気持ちを拡散していると、自分も人をイヤな気持ちにさせる加害者になりかねません。
僕は気をつけたほうがいいと思います。
大罪3.「自分は上手い(と思い込んでいる)」
「あなたは、このゲームの実力は平均より上だと思いますか?」
こう聞かれたら「平均?いや~自分が平均より低いことないでしょ、上だ!」と言いたくなるはずです。
…本当にそうでしょうか?
心理学をちょっとだけ調べた、勉強したことがある方ならご存知かと思われますが、
ヒトは「自分は他の人に比べて平均以上だ」と思い込む傾向にある生き物なんです。
(これはレイク・ウォビゴン効果という認知バイアスのひとつです。「俺は事故に遭うことはない」「俺は酒に溺れることはない」という自分には特定の状況は起こらないだろうという思い込みも該当します。この記事では割愛しますが…)
自分の実力における明確な根拠があり、客観的に(まぁ、このくらいの位置に自分はいるな)と把握できているなら大丈夫です。
ですが、自分の実力の認識があいまいだと、対戦したあとにストレスを抱えてしまうのではないでしょうか。
少し抽象度が高くなりますが、「オフの対戦会に行ってみたけどいろんな人にボコボコにされて萎えてしまった」…という話がありますよね。
厳しい言い方になりますが、「自分の実力を高く見積もっていた」例ではないでしょうか。
「オフに来るぐらい気概のある人たちの中に、勝てる相手はいないはずだ…!勝てたらラッキー!」
ぐらいのスタンスで臨んでいれば、ボコボコにされても落胆はしなかったはずです。
(さすがに、僕も会った人全員に勝てなかったら3日ぐらい凹んでしまうとおもいますが…)
僕の好きなスマブラのプレイヤーにShogunさんという面白い(?)方がいます。
京大卒であり、スマブラのトッププレイヤーの実力を持つ彼でさえも「(自分もそうだけど)、もっとみんな自分は弱いと思った方がいい」とYoutubeの配信で言っていました。
トッププレイヤーでさえも(トッププレイヤーだからこそ)謙虚な姿勢であるわけですから、我々パンピーは一層謙虚にならなければただの野蛮プレイヤーになりかねません。
日々、精進しましょう…!
まとめ
「大罪」と言う題目で色々書いてしまいましたが…
完璧にイラつかないで対戦するのは正直難しいと思います…
ですが、お互い気持ちよく対戦してこそゲームは面白いわけです。
ちょっとでも負けたときの自分の気持ちを見直してみて、ストレス緩和(?)に役立ててもらえれば幸いです。
また、僕の文章がまとまったらお会いしましょ~!
ではでは~。
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